心意気・獺祭 島耕作
このところ不運続きとしか言い様がない旭酒造・獺祭蔵が特別酒を出した。平成30年7月豪雨の影響を受けたこの蔵が、タンクに入っていた販売できる酒を、中味を選ぶことなくこのラベルで出してくれた。
ご存知のように23%磨きもあれば、50%磨きも同じラベルで発売。ただ、50%に満たない精米歩合の酒は入れてないため、純米大吟醸としている。この心意気は賞賛に値する。 しかも、一本1500円(税別)で販売し、720ml一本当たり200円を災害復興支援に義援金として寄付するという。諸賢は既に正確な情報をたくさんお持ちだろうが、もうひとつの勇気はここにある。
「このお酒は2018年7月に西日本豪雨時に、酒蔵内で発酵中に、停電の被害を受けたお酒です。 そのお酒は、十分に美味しい、ただ、私達の思う獺祭としての品質基準には届かず、通常の獺祭としては世に出せません。」とのこと。
京王百貨店でも買うことができるほど出回っていたのだが、中味はまだ分からない。気の置けない仲間と酌み交わしたい。
▼獺祭蔵コメント
https://www.asahishuzo.ne.jp/info/information/dassai-shimakousaku.html
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