ちびっ子ギャング・シェラネバダIPAビール
個性派揃いのIPA。悪くはないが、当たり外れが大きいのもひとつの特徴かもしれない。外れたとしても、なるほどね、こういう味なんだと許せる大人であり得たい。が、どうしても味を評価してしまう。好き嫌いに追い付いてしまうのである。
求めている味は比較論。比べるビールはヱビスボール。だから、どうしても落ち着きがないし、バランスが悪く思えてしまう。
だったら、IPA(India Paleale)は飲まなければ良い。 そうだろうか? おいしく飲むことができる可能性はいくらでもある。いわば、私への挑戦であり、私の挑戦でもある。
たとえば、油の味が残るオリーブと食べ合わせる、米国産のポテトチップと、無塩のアーモンドと、きなこをまぶした自家製苦瓜チップという具合に仲立ちを求めれば味わいは変わる。
人間は生まれた時から悪ではない。環境によって悪にも仏にもなる。少なくともギャングとは個性派揃いということに解釈いただきたい。
このご時世、答えを性急に求めたがる。答えがないことが悪いかのように思われる。答えはあっても正解はないという言葉の意味が伝わらない。
その昔、米国のアニメが日本でこれ見よがしに放映されていた時、ちびっ子ギャングという漫画があった。記憶が確かならばテレビ東京だった。19時前の15分間だったのではないだろうか。そのひとつのシリーズがちびっ子ギャングだった。個性派揃いの何人かのもの。元は実写だったらしい。いまとなっては検索しても画像が出てこない。
0コメント