2018.12.31 07:35歴史の一片に出遭った2018年今年の特別賞を京都の日本酒BARよらむに贈りたい。常きげん山廃純米無濾過生原酒2011年に上槽。農口尚彦杜氏の常きげん蔵でのファイナル(だと思う)を丁寧に寝かせて置いておいてくれた。素晴らしい出遭いだったということで捧ぐ。農口となったいま、その味わいは既に過去のものとなっているか...
2018.10.28 07:29好きな酒がやってきた好きな酒はあれこれある。好きな酒と旨い酒は違う。何が好きなのかをあれこれと考えていた。足し算ができる酒。それが私が好きだという酒なのかもしれない。この二本、酒販店限定酒であるため、残念ながら簡単には手に入らない。が、見掛けたら飲んでみるべき一本として挙げておきたい。
2018.08.13 02:14心意気・獺祭 島耕作このところ不運続きとしか言い様がない旭酒造・獺祭蔵が特別酒を出した。平成30年7月豪雨の影響を受けたこの蔵が、タンクに入っていた販売できる酒を、中味を選ぶことなくこのラベルで出してくれた。
2018.04.04 09:54Lucky Cat & Dog:黄桜あれこれビールが出されています。ビールってなんだと思いたくなるところもありますが、これも流行りの多様性ということで、辛うじて許せるところかなと思っているんです。
2018.02.14 21:52出汁割り酒・好奇心を揺さぶる私は透明感があり、粒度感が整っている、キレの良い酒が好き。その一方、ミネラル豊富な鰭酒もいただく。いるでしょ、刺身も好きだが、肉も好きという人。その部類。クラウドファンディングで始まったこの酒ですが、きのう、2月14日、チョコの代わりに到着。
2018.02.06 09:57山城屋・生もと三兄弟、併せ呑み造りとして、[生もと]と[山廃]とはどう違うか。細かなニュアンスは違うものの、磨り潰すのが[生もと]、磨り潰さないのが山廃。そこに関係する乳酸。[米、麹、水]+乳酸/磨り潰す≒[生もと][米、麹、水]+乳酸/磨り潰さない≒山廃もちろん、こんな簡単な説明では埒が開かないが、言いたい...
2018.02.05 09:26カツ丼・言い訳できない一発勝負ラーメン、カレーに次いで第三の国民食と言っても過言ではないカツ丼。料理の小技として用いられる「取り敢えず卵で綴じとけば」という台詞が無力化する丼物だ。いわば、卵があってのカツ丼。※味噌カツ丼、ソースカツ丼、デミグラソースカツ丼についてはまたの機会に話を付けることにしたいので棚に上...
2018.02.04 08:24三千櫻・一期一会なのだから拘るというのは、違和感を感じ取り、主に言葉を使ってその違いを説明することだとする。ただ、広告の場合は広告主がいて、あるべき姿を説き、主題を定めて、限られた予算と期日で目的を果たすことになるので、自分の拘りに妥協が入ることもある。酒造りもそうだろうと思っている。拘りと妥協。ただ、化...