匿名商品・不味いには理由がある
日本酒でもそうだが、私は不味いという評価はしない。私に合わないという言い方をするようにしている。時にあまりにも大きな衝撃を受けたら不味いと言ってしまうかもしれないが、まだ大丈夫。そのような日本酒に出遭ったことがない。
今朝のことだ。いつもの自販機でいつものお茶を買おうとした時に、いつものお茶には無情にも売り切れのランプが点いている。しかも、売り切れの時の代替品として選んでいたお茶にもだ。付いていない時とはそんなものである。
好奇心は強い方だ。新しく出た飲料、ガム、チョコレートなどは試してみる。だから、今朝は恐らく後悔をするだろうなと思っていながら[コーヒー飲料]を買った。新しいボトルとなって、どうなったのかということを味わってみたいと思った。
500mlで130円。安い。安いには訳があると分かっていたはずなのに、期待をしてしまった。それが間違いだった。乗せられた!どう考えても不味い。大豆を煎ったような味わい、時間と共に増える酸味、喉の奥に絡みつく味わい。しかも、それでいながら水出しだと言い張る。
確かに薄めな味わいだ。それでもコーヒーとしてのコクがあればと思ったが、自販機飲料はコクは濃さで、水出しとは薄味という意味 なのか。コーヒーもどき飲料としておいて欲しい。三年ぶりぐらいに自販機のコーヒーを買った報いがこれだ。
私には合わない。そう、私には合わないのである。飲んだ後に水を飲まないといつまでも絡みついている感じが残る。いやあ、酷く残念な仕上がり。それでも貧乏性と旺盛な好奇心のおかげで2/3は飲んでしまった。
マンデリンのピーベリーで煎れたコーヒーが飲みたくなった。自家焙煎珈琲豆を販売している聖蹟桜ヶ丘の[tac beans]に訊くも、今世紀中は無理ぐらいの返事が返ってくる。厄介な味を知ってしまったものだ。
が、130円だ。コンビニのコーヒーよりも安いのである。不味いから安いとは言わないが、不味いから安いとも言わない。ただ、私には合わない。やはり、まだ缶コーヒーには私の好みに適うモノがないのだろう。これがおいしいから飲んでごらんさいなどとフォローをしないでいただきたい。散財させないでいただきたい(爆)
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