フェブラリーS・言っておきたいこと
フルキチと呼ばれている古川吉洋騎手。もう41歳になるベテランだ。その意味ではフルキチと呼ぶことができる騎手が何人いるのだろうか。穴を開ける騎手としても名を馳せたことがあるが、ここ一番で力が出せない騎手でもある。
今年のフェブラリーSはテイエムジンソクに騎乗しての参戦。お手馬と言っても過言ではない。二番人気を背負って騎乗したが、結果としては12着。
私の馬券の場合、3着までに入ってくれば良かったのだが、12着では話にならない。
馬自体も完全に伸び脚を欠いていた。包まれたこともあった。が、伸び脚が利かなかった。落鉄でもあったのだろうか。
ダート戦のG1は、この番組と秋におこなわれるチャンピオンズCの二つ。決して、ここで勝たなくても秋に勝てればいいとか考えているはずはない。その秋の番組では2着になっている馬だ。どうしてもここで勝っておきたいところだ。
勝てなかった理由。挙げれば切りがない。が、勝てなかったという事実だけが残る。騎手も、馬も、実につらい立場だ。一番ツラいのはフルキチだろう。が、それも競馬。こんなことを書かせるなよ。きちんと勝ってくれよ、本当は巧い騎乗をするのだから。
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